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牛肉が食卓に届くまで
食肉市場の紹介
JAグループが出資・設立・運営する公設市場で、食肉流通機構の改善と畜産農家の経営安定をはかるために設立され、牛約2万頭、豚50万頭をと畜し、セリ売り・冷蔵処理を行っています。 衛生面では特に牛がアメリカの衛生基準(US・HACCP)を満たし、全国に3箇所しかない「対米輸出認定工場」として厚生労働省より認定を受けています。
食肉市場についての更に詳しい情報はホームページをご覧下さい。

安全な牛肉ができるまで
チャート

受 付
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けい留所
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収容能力 牛:130頭

解 体
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対米輸出認定(全国で3ヶ所)
この施設は日本のみならず、アメリカの衛生基準を満たしたもので,作業従事者に対しては管理衛生のマニュアル等で安全かつ衛生的な枝肉が生産されます。
HACCPによる衛生管理システムの導入)
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牛脊髄除去装置

先般より脊髄の100%除去を目的に自社開発に取り組んできた装置が完成し本稼動致しました。(一度の作業において平均40秒程度で、脊髄を除去します。)

背割による、脊髄の飛散を防止する為に背割り前の牛枝肉の脊髄を短時間で完全に除去する事を目的として開発した装置です。頚椎部に低圧の圧縮空気を挿入しながら、真空吸引用チューブを使用して脊髄を除去します。

この装置の開発により当群馬市場は、脊髄を完全除去しています。

特許出願中 実用新案申請済み


セリ風景
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午後12時30分より電光セリを開始。懸肉室内で、計量・格付・仕分された枝肉を音声でコンピュータに入力し、セリの電光システムと連動、入力順に従ってセリ場のパネルに自動的に各項目が表示されます。買受人は各自の登録カードを端末機に差し込み、ボタンを押してセリに参加します。(セリ能力―‐700/h)

枝肉冷蔵庫
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収容能力:牛・枝肉600頭
-1.5度〜-10度で温度管理されています。

衛生管理
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入室対策

場内の入室に際しては、指定された服装に着替えたのち、「エアシャワー」→「足洗い槽」→「手洗い」→「アルコール消毒」をへて入室します。

写真上:エアシャワー室
写真中:足洗い槽
写真下:ジェットクリナーとアルコール消毒機

安全管理
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特定四部位焼却装置

と畜解体された全ての牛は、法律で定められた特定四部位(眼・脳・脊髄・回腸遠位部)を焼却する事が義務づけられています。

当市場では、特定四部位の焼却を外部業者・自治体に委託する事なく、場内に設置した専用焼却炉にて責任を持って焼却しています。
また、環境対策として、バグフィルター装置を併設することにより、粉塵・臭気対策も十二分に施しています。(焼却炉の2次燃焼装置利用しているため、煙も排出しません。)

※このページに記載されている情報は2003年9月現在のものです。

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